へんぽらい日記 - 富士宮市カテゴリのエントリ

平成23年1月7日 白尾山より
小学校の遠足で白尾山に登ったとき、町を一望できることに驚き、目をこらしてわが家を探したのを憶えている。しかしその後ろに高く聳える富士山は、意外とその時の記憶にはなかった。
今思えば富士山は何時でもそこにあり、見えているのが当たり前だったから特に驚く事もなかったのだろう。
ふるさとを紹介するwebサイトを作り始め、写真を撮ろうと改めて白尾山に登ったとき、その後ろに気高く聳える富士山にあらためて畏敬の念を覚えた。

満月の夜羽鮒山から見た富士宮市街と富士山だ。
街灯など一切無い山林の中を一人登るのは心細いものだが、植林の上から差し込む満月の光に勇気づけられ展望台に登った。人みな眠りにつく頃、富士山は穏やかに町を見守っている。それがまるで子供たちを見守っている慈母のように思えた。
ある時ネット仲間に富士山に男性と女性どちらを感じるかと問うたら、意見はやっぱり割れた。それぞれ感じるところは違うもの。割れるのが当たり前だが、私にとっては大いなる母である。
噛みつきザルが近隣を騒がしているが、まだ富士宮周辺を逃げ回っているようだ。
高校先輩のみすたけ氏がマップに目撃情報をマークしてくれたのでご紹介する。
より大きな地図で 猿の軌跡 を表示
途中短時間に長距離の移動があり「別の猿では?」とも思ったのだが、それともよほど必死で逃げたのだろうか。
より大きな地図で 猿の軌跡 を表示
途中短時間に長距離の移動があり「別の猿では?」とも思ったのだが、それともよほど必死で逃げたのだろうか。
近年御神火まつりの川上りは、場所取りが早くから並んでいるので、練りに最後までつきあっていると良い場所に入れない。
少し早めに神社に戻ると、富士山はまだ姿を見せていた。でも御神火台が戻る頃には闇に飲み込まれ、山室の灯りぐらいしか見えないのだろうな。
昨年の川上りのビデオだ。 BGMとして再生しながら写真を送って御覧下さい。 |
川上りの一番神輿は平成御神会。
さかのぼる川は湧玉池に端を発する神田川。
水温は年間を通じ摂氏13度という。
多くの観客の前を水しぶきを上げながら上ってゆく。
そして多くの観客の待つ上陸地点だ。
最後の一がんばり。
2番手は頭火会。
3番手は守楽。
4番手は市職。
5番手は翔友会。
6番手はみやしん。
7番手は般若会。
8番手はさくや。
そしてしんがりは富士宮神輿会。
整然と川を上る。
最後の神輿が上陸した。
不況のゆえか、ここ数年でいくつかの企業神輿が撤退したが、その一方で会組織で頑張っている所も多い。
来年もまたここで会えるよう希望する。
今年は富士山の姿が素晴らしかった。
何かの良いしるしであって欲しい。