狩宿の下馬桜

2010-8-28 22:25 投稿者:  admin

1193年に源頼朝が富士の巻狩りを行った際、馬からおりた所とされたことから狩宿の下馬ザクラと呼ばれるようになった。また下馬の際、桜に馬をつないだとも言われている。そのため「駒止めの桜」という別名も存在する。

樹齢は800年を越え、かつては樹高35m、幹囲り8.5mの巨木であった。 しかし度重なる台風などの影響で弱っており、最盛期の姿は拝めない。

江戸幕府第15代征夷大将軍である徳川慶喜はこの桜についての歌を詠んでいる。

“ あわれその駒のみならず見る人の 心をつなぐ山桜かな ”

Wikipedia(狩宿の下馬ザクラ)より

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樹種はアカメシロバヤマザクラ

春の菜の花さくらまつり

春の菜の花さくらまつりを見るのもこれが3回目だ。浅間大社1200年祭で田楽座の演奏と田楽の会のさんさ踊りを初めて見たのがきっかけだった。
嬉々として踊る姿に感動を覚えたからだ。

会場は狩宿の井出家前で舞台を作り、背景には菜の花畑と富士山が見える。
下馬桜はちょうど良い頃だろうか。南風に花びらが舞うのがよく見えた。
井出館側から見ると支えの木が目につく。
無理もない。この木は日本最古級の「ヤマザクラ」で昭和27年に国の特別天然記念物に指定されたのだそうだ。
日本五大桜の一つだという。

津軽三味線の美事な演奏に、富士山を覆っていた雲が晴れた。

へんぽらい便り(春の菜の花さくらまつり)より

所在地 /  )
狩宿の下馬桜
狩宿の下馬桜
井出館側から見た下馬桜
井出館側から見た下馬桜
春の菜の花さくらまつり
春の菜の花さくらまつり
地図

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