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1: 2010-08-10 (火) 20:01:14 admin |
| + | &tag(自然,観察); |
| + | ***キチョウの羽化とフェロモン [#r77ca48b] |
| + | 9月26日に湧玉池近くのハギの植え込みで、羽化間近のキチョウの蛹に成虫2頭がまとわり着いているのを目撃しました。 |
| + | #ref(ID$s44943bf) |
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| + | 以前似たような光景を目撃していたと記憶を頼りに探したら、次の写真が見つかりました。 |
| + | #ref(ID$d58bd63d) |
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| + | 昨年同じハギの植え込みで見た光景で、羽化したばかりの翅も乾いていないメスに、オスが交尾しています。 |
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| + | 翅が乾いていないのは基部の角度が開いていて、翅が湾曲していることから判ります。 |
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| + | こんな状態で交尾が行われることは、この時はずいぶん意外に思いましたが、今年見た、蛹に成虫がまとわりつく様から、ひょっとすると良くあることなのかもしれないと思いました。 |
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| + | 羽化間近の蛹からはすでにフェロモン(性誘引物質)が分泌されているのかも知れません。 |
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| + | こういった生態はキチョウだけに見られるのか、他の蝶でも同様のことがあるのかを注目していきたいと思います。 |
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| + | 同様の事態を目撃された方がいらしたら、ぜひお教え下さい。 |
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| + | よろしくお願いします。 |