梅雨明け
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昨日7月17日、東海地方は梅雨が明けたそうだ。
明けたら明けたで暑さが気になる。人間なんて勝手な物だ。
安かったからと家内が先日買ってきたスイカをおやつにいただく。
取り入れの頃にはまだ日照が充分ではなかったのだろうが、初物のスイカは甘みは充分でなくてもけっこう美味しかった。
ネコは日陰で倒れるように寝ている。
風が通れば木陰は涼しいのだろう。
庭のサルスベリが咲いた。酔芙蓉が咲くのはもう少し先。
旧盆近くなると庭では酔芙蓉が咲き始め、イチジクが熟し始める。
楽しみの反面、夏の盛りを過ぎるというさびしさも感じるのがこの頃だ。
水温が上がりメダカたちもバテ気味なのか、エサを与える時もなかなか姿を現さなかった。水を半分ほど替えて、ようやく生き返った感じ。
水替えも様子を見ながらだが、稚魚の飼育容器はあまりきれいにしすぎても害がある。少し緑色に濁ったぐらいが稚魚の成育には好ましい。
待ちに待った夏だ。
さて、今年の夏は何をしようか。

梅雨明けというと思い出すのは3年前のこと。
梅雨が明けたというその日に浅間大社境内を歩いたとき、湧玉池のほとりで涼んでいた人たちが口々に話してくれた。
白い蛇が湧玉池を泳いで横切り、森に消えていったというのだ。
梅雨明けの陽光きらめく湧玉池だ。
この水面を白い蛇が泳いで渡ったという。
それは幻想的な光景だったろう。
それで白い蛇のことを、浅間大社の神主さんに聞いてみた。
白い蛇そのものの情報は得られなかった物の、参集所前の島などで大きな蛇の抜け殻を見ることはよくあるとのこと。
そして翌年のこと。
浅間大社青年会の、創立35周年記念式典が参集所で行われたときだ。
式典を終え記念講演に移る際に会場設営のため小休止があったので、窓から湧玉池を見ていたら蛇が池を泳いでいるのを発見した。悠々と池を泳いで北側の森に消えて いった。
対岸寄りで逆光気味。蛇行し波を立てて泳ぐのは遠目にも見えたが、白蛇かどうかまでは判らなかった。
懇親会などで話をしてみたら、白蛇の目撃談を聞くことができた。
7-8年前の青年会総会の日に湧玉池の石垣で白蛇を見たのだそうだ。
それから池に来るたびに白蛇はいないかと探すようになった。
ある日子供達が蛇を見つけ騒いでいたので駆けつけると、すでに石積みの隙間に逃げ込んだ後だった。
後日覗いたら顔を出していたので、そっと近寄って 撮影した。
アオダイショウだろうか、残念ながら白蛇ではなかった。
とはいえ、池に接する森は広大で何か居てもおかしくはない。
いつの日か白蛇に出会う日があるかもしれない。
そんな日を楽しみに待っている。