へんぽらい日記 - 201408のエントリ
ツマグロヒョウモンの蛹の時期が8日ということで、8日目に目をこらして蛹を観察し、判ったことを憶えとして書いておきます。

左が羽化前日の蛹で、右が羽化当日1時間前の蛹です。
・色の黒い蛹でしたので羽化間近の翅の色が見えにくかったのですが、前日に比べれば当日の蛹の
翅は明らかに成虫の翅の模様が透けて見えます。
・前日まではしっかり縮まっていた腹部の節が伸びています。
・背面の突起頭側の5対が前日までは金色に輝いていたものが、当日には青くくすみ輝きが失われて空洞ができはじめています。
幼虫が蛹になる際も黒と赤の二色だった背中の棘が、間に空洞を生じて紅味が縮小したところに空洞が見られました。ツマグロヒョウモンに限っては、棘や突起は蛹化や羽化の兆候を示すもののようです。

羽化13分前です。突起の黄金の輝きは消え失せました。
もうすぐ羽化が始まります。
蛹に亀裂が入り、羽化が始まりました。
説明は動画を御覧下さい。

そして蝶になりました。

左が羽化前日の蛹で、右が羽化当日1時間前の蛹です。
・色の黒い蛹でしたので羽化間近の翅の色が見えにくかったのですが、前日に比べれば当日の蛹の
翅は明らかに成虫の翅の模様が透けて見えます。
・前日まではしっかり縮まっていた腹部の節が伸びています。
・背面の突起頭側の5対が前日までは金色に輝いていたものが、当日には青くくすみ輝きが失われて空洞ができはじめています。
幼虫が蛹になる際も黒と赤の二色だった背中の棘が、間に空洞を生じて紅味が縮小したところに空洞が見られました。ツマグロヒョウモンに限っては、棘や突起は蛹化や羽化の兆候を示すもののようです。

羽化13分前です。突起の黄金の輝きは消え失せました。
もうすぐ羽化が始まります。
蛹に亀裂が入り、羽化が始まりました。
説明は動画を御覧下さい。

そして蝶になりました。
最近星空が気になるのは、このムービーを見たからじゃ無いでしょうか。
inck3さんがyoutubeにアップしたムービーです。
「星めぐりの歌」という宮沢賢治が作った歌です。
バックに流れる星空のムービーがとても素敵で、どうしたらあんな素敵なムービーが撮れるのだろうと思っていました。
何秒ごととか何分ごとにシャッターを切るというカメラの機能でインターバル撮影というのがあって、決まった間隔で撮影された写真を繋げてムービーにしたものがインターバル動画だとのこと。
今度のカメラ選定にあたって、重視したのがこの機能でした。
いつかこんな星空のムービーをご紹介できれば良いと思っています。
inck3さんがyoutubeにアップしたムービーです。
「星めぐりの歌」という宮沢賢治が作った歌です。
バックに流れる星空のムービーがとても素敵で、どうしたらあんな素敵なムービーが撮れるのだろうと思っていました。
何秒ごととか何分ごとにシャッターを切るというカメラの機能でインターバル撮影というのがあって、決まった間隔で撮影された写真を繋げてムービーにしたものがインターバル動画だとのこと。
今度のカメラ選定にあたって、重視したのがこの機能でした。
いつかこんな星空のムービーをご紹介できれば良いと思っています。

何年か前ツマグロヒョウモンの幼虫を庭でたくさん見つけたので、足りない餌を他所から調達して育て上げ、写真に記録した事があります。当時はビデオで撮ろうとは思わなかったというより、民生用ビデオの画質も精細さを欠き、写真の方が画質的に優れていたからかも知れません。
今年も庭を歩く終齢幼虫を見つけ保護したところ、やはり餌が足りません。
近所を探し回って食草のスミレを調達し、蛹化にこぎ着けました。事前に気がつけば写真かビデオで撮れたのですが、気がついた時には2頭が前蛹になっていました。
翌朝気がつくと1頭が蛹化し、もう1頭が蛹化の兆候を示していましたので、慌てて撮影準備に入ると来客がありました。息も絶え絶えの高年のご婦人が車を呼んでくれとの事。医者に行こうと出かけたものの道に迷い、炎天下を歩き回って熱中症を起こしたようでした。医者に行くというので何とかタクシーを呼び送り出しましたが、気がつけば蛹化は終わっておりました。

でももう1頭少し成長が遅れた幼虫が居りましたので、この幼虫に望みをかけ注視していたところ、なんとか蛹化と羽化をハイビジョン動画に収める事が出来ました。
蛹化のビデオです。前蛹になるところと蛹になるところを撮影できました。
先に蛹化した2つの蛹も、羽化の撮影準備中に雄1頭が羽化してしまい撮りそびれました。
残り1つの蛹を1日注視しましたが、蛹の様子に進展は無くどうやら死んでいる模様であきらめました。
そして今日やっと撮影できた羽化のビデオです。
この蛹もうっかり近くに蚊取り線香を置いてしまい、死んでしまったのではと半分あきらめていたもので、羽化の兆候が見えた時にはほっとしました。
コンパクトデジカメとは言え、マクロ撮影と動画撮影の機能は捨てがたいものがあります。
こんな高精細な動画が2万円もしないコンデジで撮影できるなんて、数年前には思いもしなかった事です。
やっぱり良いな、PENTAX X-5

先日ヒメボタル撮影中にカメラのCCDがお亡くなりになったので、今まで我慢していたカメラの購入を検討していました。
天の川をきれいに写したいという願望を実現するために決定したのがこのカメラです。
有効画素数が2435万画素、撮像素子シフト形式の手ブレ補正はオプションのGPSユニットと組み合わせる事で星の移動を追尾することが出来ます。
これがそのGPS装置です。

GPS装置を使用したアストロトレーサーという機能で撮影したもの。5分露光。
星空をカメラが追尾したために、星は止まりましたが富士山や地上の景色がぶれています。

解放で5分露光したもの。
富士山や地上はぶれていませんが、星空は回転しています。
使用したレンズは魚眼レンズです。
頭上に広がる大きな空を見渡すためには多少の広角ではカバーできません。

頭上の天の川を丸々とらえるのは、このレンズならではの威力です。